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札幌医科大学

概要 †

• 大学

  創立	1945年
  設置	1950年
  地域	北海道東北地方の医学部
  所在地	北海道札幌市中央区南1条西17丁目
  学部	医学部 保健医療学部
  進級	緩い
  ス卒	87.3%
  分類	旧設医科大学
  HP	http://web.sapmed.ac.jp/

• 入試

  偏差値	河	共	84%
  		二次	62.5
  	駿	全国	64
  再受験			寛容
  定員		110	前期：一般枠20、北海道医療枠55 推薦：地域枠20・特別枠15
  編入試験			なし
  調査書点数化			なし
  過去問			札幌医科大学

• 配点

  前期	共：二次	700：700
  	共通テスト	国150・数(2)150・理(2)200・外150・社(1)50
  	二次試験	数200・理(2)200・外200・面接100
  後期	なし

• 推薦入試

  定員	地域枠20、特別枠15
  評定平均	A段階
  出身地	地域枠は制限あり
  浪人	特別枠は1浪出願可
  科目	共通テスト900 地域枠：総合問題400、面接400、調査書200 特別枠：総合問題500、面接400、調査書・自己推薦書300

解説 †

　北海道札幌市中央区に位置する医療系大学である。北海道大学医学部とともに北海道の医療の中核を担う。
　道内の医師の不足及び偏在を解消するため、前期入試で一般枠定員が削減され新たに北海道医療枠が創設された。平成27年度入試より、各枠の定員は一般枠20北海道医療枠55となっている。同枠での入学の場合卒後9年の縛りがある。ただし、修学資金の貸与はなし。「道内の医師不足」「公立」ということも相まって、入学者の地元占有率は非常に高い。2019年度は、入学定員110名に対して97名が道内出身者であり、占有率は88%であった。
　2015年度入試より北海道医療枠で出願した受験生が後者の20人選抜で合格した場合、一般枠として扱われずに北海道医療枠の卒後必修プログラム(9年縛り)が適用されることになった。なお同枠受験者は、面接試験においてプログラムの概要や創設目的についての理解度を問われる。
　再受験生に関して、以前は「差別なし」と公式に謳っていたが、現在はそうではない模様である。学長の発言を考慮しても、なかなか厳しい戦いになりそうである。なお、札幌医科大学の経営母体は札幌市ではなく「道」である。このことを知っているかを面接で問われるのが定番になっている。

再受験 †

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Q2.多浪や社会人経験者は、入学者選抜合否判定で不利となるという話を聞きました。本当ですか？

回答
それはありません。年齢や経験で合否判定に差をつけることはしていません。「多浪」や「社会人経験者」であるかどうかよりも、明確な目的意識をもって志願し、合格に必要な学力を身につけたうえで受験することが重要なことです。

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※大学案内冊子LEAP及び大学ホームページにて公表されていた（現在この記述は削除）。

入試の変更点 †

2020年 †

• 地域枠、北海道医療枠は先進研修連携枠へ名称変更となった？？？
  • 何か意味はあるのか。

一般入試情報 †

　試験問題は単科医大のため英数が難しめ。物理化学は標準〜やや難。生物はやや難程度。2013年度は例外的に数学が大幅易化したが、例年5割取れれば上出来である。

• 医療枠のボーダーはあくまで僕の推測と医療枠合格者からの情報から推定したものですが、センターは、83〜84%、偏差値は60〜62.5だと思います。偏差値は推測に過ぎませんが、センターは割と正確だと思います。一般枠はセンターボーダー87〜89%、偏差値69くらいだと思います。一般枠合格者は少なく、大体の人に話を聞いたので、割と正確だと思います。
  出典：当サイトコメント欄2019年7月27日

英語 †

80分。大問3つで長文2題、英作文1題の構成である。長文の総語数は1500〜2000字程度であり、英作文は20語程度である。題材は医学系の題材が1題含まれる。

数学 †

大問4題100分。確率、微分積分、行列は必出である。

面接 †

• 面接官2人による個人面接。質問はオーソドックスである。なぜ北海道の大学を受験しようとしたかは明確に整理して伝えることのできるようにしておく。また、気になるニュースも一つはチェックして整理しておく。
• 面接後、「圧迫面接があったか」というアンケート項目があり、大学としても面接の対応には十分なケアをしている様子である。
• 面接は3段階評価A〜C。基本的にB(85点)で、特に優れているA(100点)と極稀に特にダメなCがある。道内生と道外生で面接点のつき方が異なり、道内生は医療枠出願で満点の面接点が貰えるとも言われている。面接点は成績開示で公表されておらず、これらはあくまで噂である。
• 面接点数開示がない理由はどう考えても先進連携枠（旧北海道医療枠）の合格者を増やすための点数調整のためだよ。いくら考えてもそれ以外思いつかない。だって他大学で面接を点数化する大学は絶対開示してる。まとめると、医療枠でもオーケーな受験生には良い大学。卒後9年間北海道のどこに飛ばされるか分からないし、9年間終わった後も医局に依存しないとあかんくなるけど、それ以外は良い大学やと思うで。ネガティブな情報が多いけど、看護学部とか理学療法学科とかも同じキャンパスにあって仲良くなれるし。（当サイトコメント欄2019年12月31日）
• 俺も道外一般やけど、70〜75くらいは貰えたで。ただ道内一般の奴で、合計点から逆算して55点くらいの奴もいた。基準がよく分からない。医療枠のやつは聞いた範囲だとみんな85〜90点くらいが多いっぽい。どっちにしても面接点なんて一般枠で出願したとしても、たった30点くらいのビハインドなんだから気にしても仕方ない。それよりも勉強を頑張る方が大切。ただし医療枠の学力舐めちゃあかんで。ふつうに国公立医学部レベルやから。（当サイトコメント欄2020年1月2日）

推薦入試 †

大学入試センター試験の成績は、選抜の対象にするか否かの判定にのみ用いるものとし、総配点900点中675点以上の者を入学候補者として選考の対象としている。以下、推薦入試の2方式であるが、出願年齢の縛り以外はたいそうな違いはない。どちらもセンター試験は英語200点換算の900点満点で計算する。

先進研修連携枠 †

• 旧地域枠
• 現役のみ
• 3年以上連続して北海道在住。
• 学業成績A段階
• 7年間の指定勤務を約束できる。
• 2次試験は総合問題400点、面接400点、調査書200点の1000点満点

特別枠 †

• 二浪まで
• 3年以上連続して北海道在住。
• 学業成績A段階
• 7年間の指定勤務を約束できる。北海道医師養成確保修学資金等貸付条例の規定に基づ5年間を含む。
• 2次試験は総合問題500点、面接400点、調査書300点の1200点満点

学生の確保について †

　医学部入学者では以前は北海道外出身者が多く、その大部分は初期研修、専門医研修をともに道外で行い北海道内には定着する傾向が低いことが指摘されていました。アドミッションセンターが中心となり、推薦入試に「特別枠」、「地域枠」のみならず、一般入試の「北海道医療枠」を設置し、入学者を選抜する制度が構築されています。その結果、平成28年度入試では、実に約80％が北海道出身者となっており、今後も北海道の医療を担う優秀な若い力を確保したいと考えています。
※理事長室だより第1号（平成28年4月7日発行）より抜粋

入試結果 †

志願倍率 †

入学者得点 †

参考文献：https://web.sapmed.ac.jp/jp/public/exam/l0re8300000000a5.html

2016年合格者出身校 †

※参考
2015年合格者出身校
札幌南20、北嶺14、札幌北7、札幌日大5、帯広柏葉4、道愛女子・札幌大谷・札幌光星・藤女子3

道内占有率。 †

毎年9割が道内出身者である。

年齢別入学者数 †

大学生活 †

在校生より †

• まず、メリットをあげます。札医は単科医大やけど、保険医療学部ってい学部もあって、交流を持とうと思えば、持てる。学年全体がアットホームな雰囲気で、おそらく全員と関わることになる。国家試験合格率が高い（もちろん勉強はめちゃくちゃしないとダメですよ。それは入学後の君次第）部活が非常に盛んで、ストイックに打ち込みたい人にはうってつけ。空気が美味しい気がする。北海道の人たちは、良い意味で田舎っぽくて優しい（綺麗事に聞こえるけど、結構マジ）。
• 続いて、デメリットをあげます。卒後は、9年間拘束され、そのうち約5〜6年間は、北海道の僻地に飛ばされる。（ただし、北海道の僻地は自然が豊かなので、メリットかも。）一般枠で出願すると、露骨に減点されるため、毎年一般枠は20人に満たず、15人程度。（具体的に言うと、25〜30点ほど、面接点が低い。もちろん例外もあり、医療枠と同じくらい取れる人もいる。）とにかく寒い。

出典：当サイトコメント欄2020年1月28日

日常生活 †

• 近年の札幌は夏は最高気温34度、冬は最低気温-12度と気温が高くなっている。
• キャンパスは狭小で老朽化が進んでいる。しかし、2014年から体育館が新しくなったなど建て替えが進んでおり、2020年には新校舎となる。
• 2020年度から新校舎での授業となる。現代的で、吹き抜け構造を持った校舎となる。最終的なキャンパス整備が完成するのは2022年である。
  • 「教育研究施設I」は地下1階、地上10階建てで中央に5階部分までの吹き抜け構造（アトリウム）を持つ建物である。
  • 11室の講義室、実習室、演習室、学生ロッカーの他、医療人育成センターとラジオアイソトープ実験室などが配置される。
• 大学病院にはスターバックス、コンビニ、食堂。大学にはコンビニ、シダックスの食堂がある。
• 校舎は西18丁目駅から徒歩5分程度。市電も近くにあり交通の便は良い。

教育 †

• 情報教育に力を入れており、教授（医師）にIT界で非常に著名な先生がいたり、卒業生（医師）にlzhの作者がいる。
• 6年次にはグループ毎に24時間使える勉強部屋が割り振られるのが大きい。
• 国家試験合格率はトップクラスであり、2014年(第108回)は95.5％、2015年(第109回)は95.4％、2016年(第110回)は96.2％となっている。国家試験の合格率については、教授陣はかなり気にしている様子である。
• 高度救命救急センターを構えており、救急医療に強みを持つ。

部活 †

• 部活が東医体の中でも非常に盛んで、医学部の学生はほぼ全員が何かしら体育会系の部活に属している。
• 保健医療学部とは棟が異なり、部活以外での交流はあまりない。

進級 †

• カリキュラムが変更され、解剖・組織学を1年生でやるようになったため1年生後期から忙しくなる。

コメント †

過去のコメント †

コメント/札幌医科大学2015年2月以前
コメント/札幌医科大学2015年2月〜5月
コメント/札幌医科大学2015年6月〜9月
コメント/札幌医科大学2015年10月〜12月
コメント/札幌医科大学2016年1月
コメント/札幌医科大学2016年2月A
コメント/札幌医科大学2016年2月B
コメント/札幌医科大学2016年3月A
コメント/札幌医科大学2016年3月B
コメント/札幌医科大学2016年4月〜5月
コメント/札幌医科大学2016年6月A
コメント/札幌医科大学2016年6月B
コメント/札幌医科大学2016年7月〜8月
コメント/札幌医科大学2016年9月〜11月
コメント/札幌医科大学2016年12月
コメント/札幌医科大学2017年1月
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コメント/札幌医科大学2017年3月A
コメント/札幌医科大学2017年3月B
コメント/札幌医科大学2017年4月〜8月
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コメント/札幌医科大学2018年1月〜3月
コメント/札幌医科大学2018年4月〜2019年3月
コメント/札幌医科大学2019年度

現在のコメント †

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