概要 †
- 大学
設置 | 医学部1964年 |
所在 | 神戸市灘区六甲台町 |
学部 | 文,国際人間科学,法,経済 経営,理,医,工,農,海事科学 |
校舎 | 六甲台,楠,名谷,深江 |
進級 | かなり緩い |
ス卒 | 88.0% |
HP | こちら |
- 入試
|河|共通:前期90%|は
二次:67.5 |
駿 | 全国:68 |
再受験 | かなり寛容 |
定員 | 112(前期92,AO10,推薦10) |
編入 | あり |
調査書 | 点数化なし |
過去問 |
|
- 一般入試配点
前期 | 共:二 | 360:450 |
共通 | 国80,数(2)80,理(2)80 外80,社(1)40 |
二次 | 数150,理科(2)150,外150 面接 |
- 推薦入試
定員 | 推薦10,AO10 |
評定平均 | A段階 |
出身地 | 制限あり |
浪人 | 1浪可 |
科目 | 共通テ,小論文,面接 |
解説 †
- 兵庫県神戸市灘区に位置する総合大学であり、11学部14研究科を有する。学部生数は11000人程度であり、旧帝大である名古屋大より多く、北海道大や九州大などと同規模。日本で最初の経営学部を設置した大学。名門大学であり、ノーベル医学生理学賞受賞の山中伸弥先生の卒業大学でもあることから世界での知名度もある。
- 医学部は兵庫県立神戸医科大学を前身とし、さらに神戸医科大学は兵庫県立医科大学を起源としており、旧設国公立医科大学の一つで歴史は浅いが都市部に位置するため入試難易度はかなり高い。医学部以外の学部の難易度・知名度も高い。
- 2017年度から前期定員92名、AOと推薦は10名ずつ。面接点は廃止、センター文系科目の配点が高かったのが、セ360点、2次450点という配点になる。理系や再受験生には嬉しい変化である。
- 再受験には寛容。かつては最高齢の医師国試受験者を輩出した大学。20代はもちろん、30,40代の再受験合格者がいる。
- 医学部は楠キャンパスを使用し、神戸市の中心に位置するが、キャンパスは狭い。
- 全国初の「基礎配属実習」を開始した大学。
- 国立大学法人化(2004年度)以降、大学全体の一般入試の志願倍率は5倍を超える年もあったが、近年は4.3倍前後で推移している。
- 2019年度入試においては、全学2,313名の募集人員に対し9,959名が志願し、志願倍率は4.31倍であり、最も低かった2018年度から微増となった。
- 神戸大学医学部医学科の口コミ(入学年度順)
関連病院 †
入試の変更点 †
2021年 †
- 二段階選抜において、650/900→3倍、と基準変更。
2017年 †
- 前期募集人数の増加(77→92)。AO枠の減少(25→10)となり、一般入試重視となった。
- 面接の点数化が廃止された(募集要項に「面接は点数化しないが、その結果によって医師及び医学研究者になる適性に大きく欠けると判断された場合は、筆記試験の得点にかかわらず不合格とする」と記載あり)。
一般入試傾向・対策 †
英語 †
時間 | 80分 |
大問 | 4 |
構成 | 長文3+英作文1 |
総語数 | 約1500 |
- 時間に比して内容量は多い。大問ひとつに20分であり、見直しの時間を含めたらもっと短い時間で解かなければいけない。長文の設問は、空欄補充、内容一致、和訳、要約など。英作文は自由英作文や和文英訳のどちらも出題される。
数学 †
- 問題数を考慮すると試験時間はやや短いが、問題のレベルは医学科としては平易であり、高得点を狙いたいところである。難易度の高い問題もあるが、誘導付きの問題となる。
- 2019年度神戸大理系数学入試問題の「大学へ数学」による難易度評価:BBCCB
出典:当サイトコメント欄2019年4月24日
物理 †
- 大問3つ。記述式であり、答えを導く過程も求められる。難問ではないが、確実な学力が問われ、時間的にやや厳しい。力学1問、電磁気1問、残りの1問は熱力学か波動、もしくは原子からの出題。
化学 †
- 大問4つ。理論、無機、有機から1題ずつ出題され、残りの1題は有機であることが多い。これも英語同様に時間との闘い、高得点勝負となる。
生物 †
- 大問4つ。記述量は普通。30字程度でしっかりとまとめる能力が求められる。
推薦入試 †
- 1浪出願可能。2017年入試では定員が半減。
- 地域医療に従事できる者を対象。
- 共通テスト800点、書類100点、面接300点。
AO入試 †
- 研究、国際色のある人物。
- 共通テスト800点、面接100点。
入試結果 †
参考文献:http://www.office.kobe-u.ac.jp/stdnt-examinavi/juken/nyushi_results/index.html
倍率 †
年 | 募集 | 志願 | 倍率 |
2020 | 92 | 250 | 2.7 |
2019 | 92 | 279 | 3 |
2018 | 92 | 290 | 3.2 |
2017 | 92 | 346 | 3.8 |
合格者得点 †
年 | 総合点 | センター |
配点 | 最高 | 最低 | 平均 | 配点 | 平均 |
2020 | 810 | 703.84 | 634.08 | 658.9 | 360 | 326.541 |
2019 | 810 | 748.96 | 660.32 | 684.031 | 360 | 326.879 |
2018 | 810 | 740.12 | 616.96 | 649.641 | 360 | 324.206 |
2017 | 810 | 679 | 616 | 639 | 360 | 324 |
2016 | 850 | 770 | 678 | 701 | 375 | 338 |
大学生活 †
校舎 †

引用:神戸大学の今の姿2019
立地 †
- 医学部は2年時以降は楠キャンパスを使用。大倉山駅から徒歩約5分、神戸駅から徒歩約15分。神戸空港からはタクシー🚖で20〜25分。
- 大学病院↔三ノ宮は、バス🚌で29分(210円)。三ノ宮↔神戸空港は、ポートライナー🚋で18分(340円)
- 三ノ宮↔東京都心部の移動手段は→→こちら✈️
- キャンパスは非常に狭い。
- 神戸の市街地にあり立地は良い。
- 海あり山あり街ありでハーバーランドまでは歩いて行ける。学生生活はきわめて楽しいはず。
- 大学キャンパスから、阪神タイガース⚾の ホームグラウンドである阪神甲子園球場(甲子園口駅)までは、所要時間45分。
- オリックスバファローズ⚾の本拠地ほっともっとフィールド神戸までは三宮駅から電車で約21分である。

進級🈴 †
- 仮進級制度あり
- 2回生前期にある解剖の試験は学年の半数が落ちるし、2回生の後期にある生理学や生化学の不合格者も昔に比べたらかなり増加。
- 神戸は昔緩かったけど最近少し厳しくなった。でも少し厳しくなったとはいえ元が緩いから結局普通くらい。 -- 2016-04-03 (日) 22:14:46
- 新1回生は新4回生と一緒に新歓合宿に参加。
- 2回生後期に基礎配属実習が行われる。
- 2018年度の留年率は、6,7%
- 2014年入学者のストレート卒業率は92,3%(117人中108人がストレート卒業、2020年9月発表)
- 口コミ-2016年入学の方(2018年10月投稿)
- 授業は先生によるが、基本的にはわかりやすく、レジュメも配られカリキュラムもきつくないので、勉強しやすい。留年する人もいるが、ほとんどが努力不足で、他の大学のような厳しい進級条件では無いと思う。
他大学との比較 †
大学名 | 大学定員 | 学部数 |
大阪大学 | 3,255 | 11 |
東京大学 | 3,063 | 10 |
京都大学 | 2,823 | 10 |
九州大学 | 2,555 | 12 |
神戸大学 | 2,530 | 10 |
北海道大学 | 2,485 | 12 |
東北大学 | 2,396 | 10 |
広島大学 | 2,338 | 12 |
千葉大学 | 2,317 | 10 |
新潟大学 | 2,242 | 10 |
岡山大学 | 2,195 | 11 |
名古屋大学 | 2,107 | 9 |
筑波大学 | 2,102 | 9 |
(参考)大阪公立大学 | 2,853 | 11 |
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