札幌医科大学 の変更点

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#author("2024-04-20T02:26:39+09:00","","")
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#ref(http://www.saijuken.com/gazo/satui2.jpg,nowrap,札幌医科大学)

#contents


*概要 [#j6ec7569]
-大学
|~創立|1945年|
|~設置|1950年|
|~地域|[[北海道の医学部]]|
|~所在地|北海道札幌市中央区南1条西17丁目|
|~学部|医学部&br;保健医療学部|
|~[[分類>医学部の格]]|[[旧設医科大学]]|
|~[[立偏>国公立医学部立地偏差値]]|61|
|~[[進級>国公立医学部の進級と留年]]|優しい|
|~[[ス卒>ストレート卒業率]]|83.6%（2023年）&br;89.1%（2022年）&br;85.5%（2021年）|
~|[[合格率:https://www.saijuken.com/swiki/index.php?%C2%E8117%B2%F3%B0%E5%BB%D5%B9%F1%B2%C8%BB%EE%B8%B3%B9%E7%B3%CA%BE%F5%B6%B7]]|96.2%|
|~[[合格率:https://www.saijuken.com/swiki/index.php?%C2%E8117%B2%F3%B0%E5%BB%D5%B9%F1%B2%C8%BB%EE%B8%B3%B9%E7%B3%CA%BE%F5%B6%B7]]|96.2%|
|~HP|https://web.sapmed.ac.jp/|
|>|https://i.imgur.com/v5jpkcV.png|

-入試
|~[[偏差値>国立医学部の偏差値]]|~河|~共テ|81%、80%(先進研修)|
|~|~|~二次|62.5|
|~|~駿|~全国|61|
|~|~|~共テ|65|
|>|>|~[[再受験>再受験寛容度]]|寛容|
|>|~[[定員>医学部の定員]]|~110|前期：一般枠20、北海道医療枠55&br;推薦：地域枠20・特別枠15|
|>|>|~[[編入試験:http://www.saijuken.com/gakuwiki/]]|なし|
|>|>|~調査書点数化|なし|
|>|>|~過去問|#amazon(4325254706,left,札幌医科大学)|

-[[配点>国公立大学医学部の配点]]
|~共：二次|700：700|
|~[[共通テスト>大学入学共通テスト]]|国150・数(2)150・理(2)200・外150・社(1)50|
|~二次試験|数200・理(2)200・外200・面接100|

-推薦入試
|定員|地域枠20、特別枠15|
|評定平均|A段階|
|出身地|地域枠は制限あり|
|浪人|特別枠は1浪出願可|
|科目|共通テスト900&br;地域枠：総合問題400、面接400、調査書200&br;特別枠：総合問題500、面接400、調査書・自己推薦書300|
　
*解説 [#d3be6d0c]
-北海道札幌市中央区に位置する医療系大学である。
-「公立大学」であるが、設置者は「北海道公立大学法人札幌医科大学」である。
-[[北海道大学医学部]]とともに北海道の医療の中核を担う。
-医学部と保健医療学科を有する。
-戦後の北海道立女子医学専門学校を前身とする[[旧設医科大学]]である。
-北海道の中核を担う大学であるが、入試難易度としては国公立医学部の下位に位置する。これは立地の関与が大きく、[[香川大学医学部]]などの新設地方国立と同程度となっている。
-一方で、比較されがちな[[旭川医科大学]]よりは必ず上位に位置し、これも立地の関与が大きい。
-ただ、実は北海道の中心である札幌駅は生活県内であり、北海道最大の繁華街であるすすき野は徒歩圏内であり、キャンパス周辺の立地はいいとされている。
-道内の医師の不足及び偏在を解消するため、前期入試で一般枠定員が削減され新たに北海道医療枠が創設された。
-2015年度入試より、各枠の定員は一般枠20北海道医療枠55となっている。同枠での入学の場合卒後9年の縛りがある。ただし、修学資金の貸与はなし。「道内の医師不足」「公立」ということも相まって、入学者の地元占有率は非常に高い。2019年度は、入学定員110名に対して97名が道内出身者であり、占有率は88%であった。
-2015年度入試より北海道医療枠で出願した受験生が後者の20人選抜で合格した場合、一般枠として扱われずに北海道医療枠の卒後必修プログラム(9年縛り)が適用されることになった。なお同枠受験者は、面接試験においてプログラムの概要や創設目的についての理解度を問われる。
-2004年に医局制度が廃止されたが、地方病院に対しての名義貸しが常態化していたため、その元凶となる医局を廃止したのである。（[[NHK:http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/1776/index.html]]）。
--ただ、「医局」と言う名前を廃止しただけで、実体は何も変わらないという声も多い。事実、「医局制度を廃止してこれが変わりました」と言う声はゼロである。
-公立大学であるため、道外生の受験にはやや厳しいと言われている。再受験には寛容である。

*再受験 [#ha9eee85]
-文部科学省の年齢別の合格率を見ると、22歳以上の合格率は国公立大学医学部の中ではかなり高いほうであり、年齢で点数差を付けているとは考えにくい。25歳以上の合格者も多くいる。
-以下の年齢別入学者を参照。

*入試の変更点 [#g39a8639]
**2025年 [#zc60c1b4]
-共通テスト750点、2次800点に変更
情報50点
面接100点→200点

**2022年 [#b107a051]
-学校推薦型
--共通テストを2次試験の判定に用いる。さらに、基準点を675→700/900へ増加。
--先進研修連携枠において調査書を点数化しない。

**2020年 [#n0bcbf7f]
-地域枠、北海道医療枠は先進研修連携枠へ名称変更となった？？？
--何か意味はあるのか。

*一般入試情報 [#d0baa011]
-英数がやや難しいが、単会台という枠組みで考えると標準的な問題が多いと言える。
-合格最低点は70%を超えることが多く、共通テスト85%+二次試験65%程度の得点率が求められる。
-物理化学は標準〜やや難。
-生物はやや難程度。2013年度は例外的に数学が大幅易化したが、例年5割取れれば上出来である。
-医療枠のボーダーはあくまで僕の推測と医療枠合格者からの情報から推定したものですが、センターは、83〜84%、偏差値は60〜62.5だと思います。偏差値は推測に過ぎませんが、センターは割と正確だと思います。一般枠はセンターボーダー87〜89%、偏差値69くらいだと思います。一般枠合格者は少なく、大体の人に話を聞いたので、割と正確だと思います。
%%%出典：当サイトコメント欄2019年7月27日%%%

-数学だけでなく物理化学も複雑な計算が求められる。


**英語 [#mab2f7c4]
-80分。
-大問3つで長文2題、英作文1題の構成である。
-長文の総語数は1500〜2000字程度であり、英作文は20語程度である。
-題材は医学系の題材が1題含まれる。

**数学 [#rbe93122]
-大問4題100分。確率、微分積分は必出である。

**面接 [#g75e0bc2]
|面接官|2|
|受験生|1|
|時間|15分|
-面接官2人による個人面接。質問はオーソドックスである。なぜ北海道の大学を受験しようとしたかは明確に整理して伝えることのできるようにしておく。また、気になるニュースも一つはチェックして整理しておく。
-面接後、「圧迫面接があったか」というアンケート項目があり、大学としても面接の対応には十分なケアをしている様子である。
-面接は3段階評価A〜C。基本的にB(85点)で、特に優れているA(100点)と極稀に特にダメなCがある。道内生と道外生で面接点のつき方が異なり、道内生は医療枠出願で満点の面接点が貰えるとも言われている。&color(red){面接点は成績開示で公表されておらず、これらはあくまで噂である。};
-面接点数開示がない理由はどう考えても先進連携枠（旧北海道医療枠）の合格者を増やすための点数調整のためだよ。いくら考えてもそれ以外思いつかない。だって他大学で面接を点数化する大学は絶対開示してる。まとめると、医療枠でもオーケーな受験生には良い大学。卒後9年間北海道のどこに飛ばされるか分からないし、9年間終わった後も医局に依存しないとあかんくなるけど、それ以外は良い大学やと思うで。ネガティブな情報が多いけど、看護学部とか理学療法学科とかも同じキャンパスにあって仲良くなれるし。（当サイトコメント欄2019年12月31日）
-俺も道外一般やけど、70〜75くらいは貰えたで。ただ道内一般の奴で、合計点から逆算して55点くらいの奴もいた。基準がよく分からない。医療枠のやつは聞いた範囲だとみんな85〜90点くらいが多いっぽい。どっちにしても面接点なんて一般枠で出願したとしても、たった30点くらいのビハインドなんだから気にしても仕方ない。それよりも勉強を頑張る方が大切。ただし医療枠の学力舐めちゃあかんで。ふつうに国公立医学部レベルやから。（当サイトコメント欄2020年1月2日）

*推薦入試 [#o5dfb312]
[[大学入学共通テスト]]において、総配点900点中700点以上の者を入学候補者として選考の対象としている。以下、推薦入試の2方式であるが、出願年齢の縛りの他、自己推薦書・グループディスカッションが追加される等多少の違いがある。どちらも共通テストの成績は地歴・公民含め点数を変換せず900点満点で計算する。
**先進研修連携枠 [#r6a4fc0d]
-旧地域枠
-現役のみ
-3年以上連続して北海道在住。
-学業成績A段階
-7年間の指定勤務を約束できる。
-2次試験は総合問題400点、面接400点、大学入学共通テスト400点の1200点満点

**特別枠 [#s3dca459]
-二浪まで
-3年以上連続して北海道在住。
-学業成績A段階
-7年間の指定勤務を約束できる。北海道医師養成確保修学資金等貸付条例の規定に基づ5年間を含む。
-2次試験は総合問題400点、面接400点、自己推薦書100点、大学入学共通テスト400点の1300点満点
　
**学生の確保について [#z3722672]
　医学部入学者では以前は北海道外出身者が多く、その大部分は初期研修、専門医研修をともに道外で行い北海道内には定着する傾向が低いことが指摘されていました。アドミッションセンターが中心となり、推薦入試に「特別枠」、「地域枠」のみならず、一般入試の「北海道医療枠」を設置し、入学者を選抜する制度が構築されています。その結果、平成28年度入試では、実に約80％が北海道出身者となっており、今後も北海道の医療を担う優秀な若い力を確保したいと考えています。
※理事長室だより第1号（平成28年4月7日発行）より抜粋

*[[旭川医科大学]]との比較 [#w08b2ccf]

|項目|札医|旭川医|
|設立|公立|国立|
|分類|旧設|新設|
|駿台全国|63|61|
|関連病院|札幌市周辺|道東、道北|
|市人口|1,959,313人|334,070人|
|市面積|1,121km2|747km2|
|平均気温|8.9℃|6.9℃|
-旭川が地方だから家賃が安いということはない。札幌と比較してむしろ物件自体が少なく、同じ条件なら札幌の方が競争が働いて安いかも。
-旭川と札幌では交通網が全く違う。旭川は自家用車がなければほとんど市内はバスのみ。バスは不便だから車ということになるとその維持費は高い。またバス代自体も安いわけではない。都会のバス事情とは全く違う。札幌は地下鉄での移動が主になる。しかし他の都市と比べてその地下鉄代は安くはない。便利だけど安くはない。もちろん自家用車などというと駐車場代で維持費は旭川よりかかる。よって交通費はどっちもどっち。
-水道光熱費、旭川の寒さは厳しいと言っても札幌も冬は相当なもの。暖房費は札幌か旭川かというより、鉄筋マンションか木造アパートかの比較になる。札幌の木造アパートより旭川の鉄筋マンションの方が暖房費はかかからない。実際旭川でも札幌でも分譲マンションに住んでいますがどちらも暖房費は大きく変わらなく、意外だが北海道外のお宅より冬の室内は暖かいです。


*入試結果 [#n19a28b9]

&ref(http://www.saijuken.com/gazo/satui1.png,zoom,800x450,札幌医科大学の倍率と合格得点);

参考文献：https://web.sapmed.ac.jp/jp/public/exam/l0re8300000000a5.html
**志願倍率 [#t28f5852]
|~年|~募集|~志願|~受験|~合格|~志願倍率|~受験倍率|h
|2024|75|327|279|77|4.4|3.6|
|2023|75|369|368|76|4.9|4.8|
|2022|75|280|257|91|3.1|2.8|
|2021|75|274|232|75|3.7|3.1|
|2020|75|320|281|77|4.2|3.6|
|2019|75|302|267|76|4.0|3.5|
|2018|75|366|321|76|4.8|4.2|
|2017|75|368|324|76|4.8|4.3|
|2016|75|272|240|76|3.6|3.2|


**入学者得点 [#v641d4a6]
|~年|~配点|>|~最高|>|~平均|>|~最低|h
|~|~|~点|~%|~点|~%|~点|~%|h
|2024|1400|1158.0|82.7%|1053.1|75.2%|1000.8|71.4%|
|2023|1400|1103.8|78.8%|1040.4|74.3%|993.0|70.9%|
|2022|1400|1179.75|84.3%|1050.6|75.0%|966.75|69.1%|
|2021|1400|1150|82.1%|1046.33|74.7%|988.25|70.6%|
|2020|1400|1190.1|85.0%|1021.5|73.0%|1071.8|76.6%|
|2019|1400|1137.1|81.2%|1072.87|76.6%|1029.4|73.5%|
|2018|1400|1153.05|82.4%|1062.9|75.9%|1022.7|73.1%|
|2017|1400|1147.05|81.9%|1028.2|73.4%|986|70.4%|
|2016|1400|1156.6|82.6%|1052.84|75.2%|995.5|71.1%|
|2015|1400|1159.35|82.8%|1081.52|77.3%|1039.85|74.3%|
|2014|1150|968.9|84.3%|866.1|75.3%|840.7|73.1%|
|2013|1150|943.9|82.1%|864.3|75.2%|834.6|72.6%|

 
**2016年合格者出身校 [#q2fadd98]
|順位|高校|人数|
|1|札幌北|12|
|2|札幌南|11|
|3|北嶺|10|
|4|旭川東、北見北斗、札幌西、立命館慶祥|4|
|8|釧路湖陵、札幌東、札幌第一、函館ラ・サール|3|
|12|岩見沢東、北広島、函館中部、札幌大谷、札幌日大、藤女子、西、巣鴨、開明|2|
※参考
2015年合格者出身校
札幌南20、北嶺14、札幌北7、札幌日大5、帯広柏葉4、道愛女子・札幌大谷・札幌光星・藤女子3

**道内占有率。 [#e2715afa]
毎年80%以上が道内出身者である。

|年度|定員|道内出身者|
|2024|110|88(80%)|
|2023|110|99(90%)|
|2022|110|93(85%)|
||||
|2019|110|97(88%)|
|2018|110|91(83%)|
|2017|110|91(83%)|
|


**年齢別入学者数 [#kd98fbc2]
&ref(http://www.saijuken.com/gazo/sayui2.png,zoom,800x450,札幌医科大学の年齢別入学者数);

|~年|~性|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|~年齢|~計|h
|~|~|~18|~19|~20|~21|~22|~23|~24|~25|~26|~27|~28|~29|~30〜34|~35〜39|~40〜44|~|h
|2023|男|41|21|5|1|||4|1||||1||||74|
|~|女|23|13|2|1||||||||||||39|
|2022|男|41|15|8|2|4||2||||1||1|2||76|
|~|女|21|1|2|3||||||||||||27|
|2020|男|44|19|9|1|2|1||1|1||||1|||79|
|~|女|15|10|3|1||||1|||||1|||31|
|2019|男|35|24|8|1|2|2||1|1||1|||||75|
|~|女|22|9|2||||1|1||||||||35|
|2018|男|28|23|12|2|2|1|||1||1|1|1|||72|
|~|女|24|5|3|4||1|1|||||||||38|
|2017|男|32|15|11|7|7|1|1|||1||1||||76|
|~|女|22|7|1|3|0|0|||1|||||||34|
|2016|男|22|22|14|6|2|1|2|1|2|||1|1||1|75|
|~|女|19|12|0|0|1|0|1|||||1|1|||35|


*大学生活 [#d723ef96]
[[札幌医科大学の大学生活]]

*コメント [#ne9de863]
**過去のコメント [#j22d9acd]
[[コメント/札幌医科大学2015年2月以前]]
[[コメント/札幌医科大学2015年2月〜5月]]
[[コメント/札幌医科大学2015年6月〜9月]]
[[コメント/札幌医科大学2015年10月〜12月]]
[[コメント/札幌医科大学2016年1月]]
[[コメント/札幌医科大学2016年2月A]]
[[コメント/札幌医科大学2016年2月B]]
[[コメント/札幌医科大学2016年3月A]]
[[コメント/札幌医科大学2016年3月B]]
[[コメント/札幌医科大学2016年4月〜5月]]
[[コメント/札幌医科大学2016年6月A]]
[[コメント/札幌医科大学2016年6月B]]
[[コメント/札幌医科大学2016年7月〜8月]]
[[コメント/札幌医科大学2016年9月〜11月]]
[[コメント/札幌医科大学2016年12月]]
[[コメント/札幌医科大学2017年1月]]
[[コメント/札幌医科大学2017年2月]]
[[コメント/札幌医科大学2017年3月A]]
[[コメント/札幌医科大学2017年3月B]]
[[コメント/札幌医科大学2017年4月〜8月]]
[[コメント/札幌医科大学2017年9月〜12月]]
[[コメント/札幌医科大学2018年1月〜3月]]
[[コメント/札幌医科大学2018年4月〜2019年3月]]
[[コメント/札幌医科大学2019年度]]
[[コメント/札幌医科大学2020年4月〜2021年12月]]
[[コメント/札幌医科大学2022年〜2023年]]

**現在のコメント [#ya045879]
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